釉薬 & 絵付け

粘土に触れず 3月の陶芸教室

昨日は月一回の陶芸教室。
今回、私は一回も粘土に触れませんでした〜。
先生がいつもおっしゃるように普段教室でする作業は陶芸のほんの一部。
昨日やったヤスリ掛け、釉薬作り、絵付け、窯入れなどの作業が
本来の仕事の8割以上を占めるのです。

皆で大量の素焼きの器に紙やすりを掛け高台などを綺麗に。
そして釉薬作り。
これは以前楕円鉢を作った時と同じもの。
ずっと以前に先生がある川底から手に入れた、自然に堆積した泥をベースに使用します。
そこに灰と水を入れ、少しづつ濾していきます。
深みのある焦げ茶色で少しマットに仕上がるのが特長です。
そこに黄瀬戸と黒天目の釉をスポイトに入れて絵付け。
私は丸い浅鉢に渦巻き模様を描いてみました。
さあ、どう仕上がるかな。

こちらは縮むことを想定して大きめに作った湯飲み。ってまだ大きい! 頼む縮んでくれ〜。

そして前回の素焼きで縁にヒビが入ってしまった黄瀬戸の皿。
先生がその縁を割って当初とは全く趣の異なる荒々しいデザインに変更してくださいました。
そこにも黄瀬戸の釉を掛け窯に。

次回は先生の個展前なので一回お休み。
さあ、5月にどう仕上がるか楽しみです。

eriko hosoi