O邸(東京都)
茶室とアトリエがある家/newly built house
茶人でもあるご主人のために二間の茶室と奥様のためのアトリエがある新築戸建て住宅。
コンセプトは「東西の文化とデザインの融合」
茶室二間の壁装材と襖紙、各居室の内装材と家具・窓廻りのセレクションを担当。
茶室には越前和紙を用いた加飾和紙の壁紙を使用。六畳間の茶室には「潮合」柄をキラで刷った襖紙を使用。
主寝室の引き違い戸には柿渋和紙を重ね貼りし、アクセントクロスにはヨーロッパ製の植物モチーフの淡い色調が美しい紙クロスを使用。
LD やアトリエにはオリジナル家具を多数配し、取っ手など金物はパリで仕入れたものを使用しました。
奥様こだわりのアトリエの建具にはウイリアム・モリスの壁紙を貼りアクセントに。
また奥様が以前購入したイームズのドローイングをプリントした生地を使ってオリジナルのシェードも製作。
ご夫婦のこだわりが詰まった家に仕上がっています。
設計:建築工房 匠屋 来馬輝順