商業施設 インテリア・デザイン

松岡醫院(東京都)

クラシカル・ダンディな待合室/commercial design

デザイン・コンセプト「落ち着きと伝統の薫り」
インテリアイメージ「Classical Dandy」
最近の傾向として院長先生ご自身の個性がデザインに反映されるケースがあります。
新しく開設 するクリニックに対して、従来の病院のイメージを払拭したいと考える先生が増えており、その一手法として先生ご自身の好みやキャラクターをデザインに反映させる場合があります。
このクリニックもその一例です。
院長先生はオーダーメイドのスーツがとても似合うダンディーな紳士です。
先生の好みを伺い、またその佇まいを拝見してこのデザインコンセプトが生まれました。
クラシックなホテルラウンジのような雰囲気と落ち着き、ゆったりと過ごすことで心身ともに休まる空間となる待合室をデザインしました。
ダンディーな紳士を特集した写真集にも掲載された先生のポートレートをモスグリーンがアクセントになった壁面に飾り、ダークブラウンの木目が美しい飾り棚を設け、重厚感のあるクラシックデザインのタイルを受付カウンターに施しました。
またその上にはクラシックな印象を持つガラス シェードのペンダントライトやブラケットライトを配し、窓から入る外光と合わせ演出性のある照明計画としました。
外来用のパウダールームもホテルライクな装飾性をプラスしています。
病院としての機能性や清潔感、明るさを保ちつつ、落ち着いた色調をアクセントとして用い、クラッシック・ダンディな空間に。